- 治未病
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中医学に「治未病」という言葉がある
病気になる前に治すということである
我々は普通咳が出て熱が高くなって
風邪をひいたら病院へ行く
病院では咳止めと解熱剤と
胃薬を処方してくれる
もしも風邪をひく予感がして
「風邪ひきそうなんです」といって
病院へ行ったらどうだろう
熱も無い、咳も無い、ノドも赤くない
症状が無いと
病院では薬もだせず
何も手だてが無い
人の体は健康と病気の間に
「未病」の状態がある
病院では病気が発病して治療が始まるが
健康
→ 未病 → 病気
東洋医学では下線の部分が
全部治療対症になる
これが東洋医学の最大の
長所と言えるのである
病院ではいくら検査しても
どこも悪くない
「年齢のせいだから気にするな」
と言われてしまう症状に
東洋医学が非常に有効なのは
未病を治療するノウハウが有るからなのだ
あなたは100%健康ですか?という問いに
はい!健康ですと答えられる人は少ないだろう
ほとんどの大人は未病の状態といってよい
当院では病気の治療は
殆どの患者さんは1〜2カ月で終わるが
痛みが無くなっても
それぞれの体質や生活環境によって
再発防止と健康増進のために
鍼灸治療をはじめ薬膳や漢方茶を奨励し
一人一人に最適なハンドメイドの養生法を
指導して未病を防いでいる
本当の東洋医学とは
痛みが消失したら終わりではないのである
最後までお付き合いありがとうございました
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