• 2018/09/26
  • 院長のひとり言
鍼はチクチクするけど「痛い」のかな?


鍼の感覚をイメージすると

「チクチクする」「ズーンと重くなる」など

いろいろな言葉で表現されるが


それは


「痛い」という意味なのだろうか?


生まれてこのかた鍼治療を受けたことがない人が

鍼を刺すのだから「痛いに決まっている」といって

鍼を打つたびに「痛い」「痛い」と言う


「痛いですか?」と訊ねると

「そら痛いに決まってます!」


どんな感じがしますか?

「・・・・」

「チクっとするなー」


そのチクっは「痛い」という言葉で合ってますか?

「・・・・」

「痛くないかもしれないけど恐怖感がある」


食わず嫌いは恐怖感思いこみ


タコやナマコ、納豆など

見た目がグロテスクだったり臭いがいやだったり

食べてなくても「マズいに決まってる」

「毒があるかもしれない」などの

恐怖感とマズいだろうという思いこみで食べない人がいる


私はタコもナマコも大好きなので

食べない人を見ると

可哀想という思いをとおり超えて哀れに思える


食べない人にとっては大きなお世話だが

その美味しさを知っている者からすると

ぜひ食べてほしい、この美味しさを知ってもらいたい

そして

その人がその美味しさに驚いて

知らなかった喜びを感じてもらいたい!


そんなふうに思うのです


同じように

鍼灸治療を経験したことも無いのに

恐怖感と思いこみだけで毛嫌いしている人に

鍼灸治療の効果に驚いてもらいたい

諦めていた「痛みが治るんだ」と

希望をもってもらいたいと思うのです


鍼はチクチクするかも知れません

ズーンと指圧されているような感覚があるかもしれません


だけど

それは「痛い」のではなく

むしろ心地よいと誰もが感じる刺激なのです


中国鍼などは確かに痛いかもしれませんが

当院のように痛くなくて即効性に優れた鍼灸治療を

施している鍼灸院がたくさんありますので

やりもしないうちに除外するのではなく

治療の選択肢の一つとして考えていただきたいと思うのです。



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