• 2018/10/02
  • 院長のひとり言
喫煙者不採用の動きが進んでいるそうだ


喫煙者不採用の企業が増えているようだ


帝国データバンクが昨年行った職場の禁煙施策調査では

5社に1社以上の22・1%が「全面禁煙」と回答

特に不動産、金融、サービス業は30%超に上り

職場の禁煙意識も広がっている


これに対して


作家や弁護士らで作る「喫煙文化研究会」は

「喫煙だけを理由に採用まで拒む考え方は

根本的に危うい」と訴えているようだ


確かに喫煙するというだけで入社できないなんて

差別のような気がする


喫煙は飲酒と同じように嗜好品である

健康被害があるという理由なら

飲酒する人も不採用の対象になるのではないだろうか?


そもそも肺癌の中で6割をしめる腺癌は

喫煙によるリスクは無いので

喫煙がそのまま癌の原因とは言いきれない


とは言え喫煙は心臓や食道、脳など

体の全ての機能に悪影響があるのは確かだ


6年前、息子がアメリカ留学した時にお世話になった

ホストファミリーがモルモン教徒だったので

酒、タバコ、コーヒーなど全て戒律で禁止されていた


30年前、ニュージーランドに留学した時は

当時まだタバコを吸っていたので

「タバコを吸うなんてそんな体に悪いことをナゼするのか?」と

叱られ、タバコに発癌性があり健康に悪いことを

ニュージーランドのほとんどの国民が知っていた


私はタバコをやめて22年になる


その当時は喫煙者と非喫煙者の割合が六対四ぐらいで

喫煙する人の方がまだ多かった時代だったが

白衣を着て人に健康の養生を指導する立場からやめた


あの頃から比べると喫煙者が17%と

日本も喫煙率が低くなったものだ


そもそも

アメリカなどは自国の国民にはタバコは癌になる

健康被害が大きいので吸ってはいけないと言っておいて

日本にどんどんタバコを輸入させて

自国のタバコ業界だけを潤わせていた


今は日本が同じようにアジアやアフリカに

どんどんタバコを輸出して外国の人にタバコを吸わせて

日本の国民だけは健康になろうとしているようだ


どうやら日本も先進国の仲間入りしたようだ


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