- 2018/11/30
- 院長のひとり言
- 間違った努力で逆に悪くなっている人が後を絶たない
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変形性膝関節症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など
膝や腰、首なのど変形性疾患で
手術をしている人のほとんどは
間違った努力をした結果だと言える
みなさん熱心でとても頑張って
治療していたにもかかわらず
どんどん悪化していき最後は手術をして
それでも痛みがとれなくて苦しんでいる
真面目で我慢強い人ほど重症になる
ナゼ
良くならずに悪化していくのに続けるのだろうか?
治るどころか悪化していくのに
何年も何年も通院して
痛い思いをして運動に励み
その結果が手術なんて、、、
重症になってしまった人のほとんどが
真面目にリハビリやマッサージ
運動療法を実行してきた人達だ
普通に歩行するだけで体重の3倍の重量がかかり
階段を昇る時には7~8倍の重量がかかる
変形性疾患の痛みは関節の変形が原因では無く
滑膜に軟骨の削りかすが付着して炎症を起こし
サイトカインと言う痛み物質を放出することにある
だから痛みの強い時は安静にしなければならない
この事は整形外科学会の公式サイトに大きく書いてある
ところが
一般常識として
筋力が衰えるから変形が進んで痛みが増すのだ!
歩け歩け、運動しなさい
痛くても動かさなければ動かなくなる
などと運動療法させる治療院が多い
整形外科学会の公式サイトと全く逆の治療方針が
世の中の治療界を席巻しているので
みなさんそれが正しいと思いこみ、頑張るのである
このような間違った努力をして
悪化していく人が多すぎるので黙っていられない
一生懸命努力して治療している人が
悪化していくなんて間違ってます
何カ月も治療しているのに良くならないで悪くなる
そのような方は一度セカンドオピニオンをしてもらい
違う医師の意見を聞いてみる必要があると思います
手遅れになる前に本当に考えてみてください
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