• 2019/07/24
  • 院長のひとり言
鰻を食べる時は予約して食べよう


27日の土用丑を前に

環境省が食品ロスにならないよに

鰻を食べる時はできるだけ予約して

季節の行事を楽しみましょう!と

ツイッターで投稿すると


絶滅危惧種を食べる事を推奨するのはいかがなものか!

などの批判が殺到して


環境省が書き込みを削除したそうだ


鰻が絶滅寸前なんて

そんなに危機感を感じていなかったが

インターネットで改めて調べてみると


「絶滅危惧種の日本鰻を食べないで」という趣旨の

書き込みやブログなどがたくさん見られた



思えば子供の頃は庶民の食べ物だった鰻が

いつの頃からか値段が高騰して

毎年のように値上がりし

我々のような庶民の食べ物では無くなってしまった


私も1年に1回か2回ぐらいしか鰻を食べていない


今はスーパーで一匹2000円になり

鰻屋さんでは安くても中丼3000円はするので

そう簡単には食べる事ができないのである


それにしても


インターネットで色々な人達が訴えているように

日本鰻が近い将来絶滅してしまったら

いくらお金を出しても食べることができなくなってしまう


そう思うと


今のうちに、食べられるうちに食べとかないと!

などと自分勝手な考えが浮かんでしまい

一人で反省してしまったりしているが


この問題はマグロやサンマなどと同じで

日本政府が中国や台湾などの近隣国と協力し合って

漁獲量を協定で定めて魚の数を増やす努力をしなければならない


日本政府が国として国際社会の中で

その仕事をキッチリとやっていれば

今回の環境省のツイッターに対する批判も

軽くすんだのではないだろうか?


国としてやることやってから

「食品ロスをなくしましょう」などと発言してよ


そういう事ではないだろうか?


だけど、やっぱり土用丑には鰻を食べたいですね



もともとは江戸時代の平賀源内が夏場売り上げが落ちる

鰻屋さんから相談されて

「本日丑の日」
土用の丑の日うなぎの日
食すれば夏負けすることなし

などと店の前に書いたことで鰻屋さんが

繁盛したことから始まっているようだが


万葉集に

石麻呂に吾れもの申す夏痩せに

よしといふものぞむなぎとり召せ 大伴家持


などとあり

実際、鰻にはビタミンAやビタミンB群など

疲労回復や食欲増進に効果的な成分が多く含まれ

夏バテ防止にはピッタリの食材だ


江戸時代は天然鰻だったので

夏場は痩せていて美味しくなかったようだが

今は養殖鰻なのでどんな季節でも美味しく食べられる


鰻を食べる事に反対している人達には申し訳ないが

私個人として出来る事は環境省が言うように

大好きな鰻を食べる時は事前に予約して

食品ロスのないように食べることぐらいかな?と思いました。




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