- 2019/12/09
- 院長のひとり言
- 乾燥の季節は体も乾燥します
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転倒の原因には二通りあり
「ついうっかり」と足がもつれたり
何かに引っかかってバランスを失って転倒する場合と
フワフワしたり頭がフラフラしたり
時には意識が遠のいて転倒している場合がある
特に高齢者の場合は
脱水や低血糖などで転倒することがあるので
転倒して打撲や捻挫をした患者さんには
患部に施療や固定をすることは当然だが
転倒した時の状況をつぶさに聞き取り
転倒の原因が「ついうっかり」であれば良いが
転倒の前にふらつきや意識障害があるようなケースでは
血液検査や場合によってCTやMRIの必要がある
実は最近、フラツキを訴える方が多く
診察すると肌が乾燥し、痒く、舌や咽喉や目の乾燥もあり
身体全体が乾燥してしまっている
この季節は気温も低くなってくるが
湿度が急激に低くなっている
しかも気温が低いのであまりノドが乾かない
だから水分を飲む量が少なくなってしまい
部屋の湿度低下とダブルで身体の
中も外もカラカラに乾燥してしまい
脱水症状を起こしてしまうのです
かゆい、筋肉がつる、唇がカサカサするなどの
症状がある時には脱水症状の前兆かもしれないので
しっかりと水分を補給して脱水による
フラツキや転倒を防ぎましょう。
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