• 2020/04/16
  • 院長のひとり言
新型コロナウイルス騒ぎで若い頃の貧乏生活を思いだした(4)


このブログは4月13日の続きですので

できれば(1)から読んでいただけたら幸いです


貧乏は楽しいという話をしていますが

貧乏を語るには食事の話を避けて通るわけにはいきません


その頃は毎日3食は必ず食べさせてもらえたので

問題は土曜日の夜と日曜日の3食です


そのころ整骨院には患者さんからお中元やお歳暮などが

たくさん届いていましたので

奥さんが「あんたらこんなん食べるか?」と

海苔や鰹節などの詰め合わせセットや

インスタントコーヒーなどはよくいただいた


だからご飯さえ炊けば空腹は満たす事ができる


よくやったのは父に教えてもらった

ごはんにバターと鰹節と醤油をかけてかき混ぜる

「鰹節バターご飯」は超美味だ


ごはんにマヨネーズをかけて醤油を付けた海苔で

巻いて食べるのも美味しい


何もない時はハウスバーモントカレーのルーを

お湯に溶かしてご飯にかけて食べたりした


近くのよろず屋さんの卵のばら売りで

卵を2つ買ってきて一つをゆで卵に

もう一つを卵かけご飯にして

贅沢気分を味わったこともある


そんな時に一番うれしかったのは

2カ月に1度ぐらいに奥さんが用事がある時に

お昼ごはんが作れないから

「これでお昼ごはん食べといて」と

千円くれることがあった


道を渡った城東警察の並びに食堂があり

今の「何とか食堂」のようにお皿におかずがいろいろ乗っていて

好きなおかずを取って来てご飯と

味噌汁などの汁物を頼むお店で


トンカツとご飯を420円で食べると

お腹いっぱい食べて580円手元に残る

外食ができて、しかもお小遣いが580円も増えたので

奥さんに昼間の用事が出来た時は本当に嬉しかった


続く



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