- 2020/10/28
- 院長のひとり言
- 総理は携帯料金を下げると言うが、、、、
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日本は諸外国に比べて携帯料金が突出して高いので
菅総理が総務省に料金の引き下げを指示したことで
有り難いことに我々の携帯料金が下がるようだ
だけど
よく考えてみると携帯電話はそもそも
公共料金なのだろうか?
私のような昭和の人間からすると
昔は電話機は一家に一台が当たり前だったので
携帯電話が高くて家計を圧迫するのなら
持たなければ良いと思う
そもそも携帯電話は初めの頃は
もっと大きくて重たくてバカ高くて
大企業の社長さんが社用車での移動中に
使うような高級品だったのだ
それをドコモが必死で努力して企業努力で
価格も安くなり機械も小さくなり
現在のように庶民でも持てるようになって
そこにAUやソフトバンク、楽天が参入して
切磋琢磨して今の安定した通信状態を確保している
世界では5Gをめぐって米中が覇権争いを
激化させ、日本も5Gのインフラ整備を
急がなければならない時期に
携帯会社の利益が減るような事をすれば
5Gに乗り遅れてしまうだろう
5Gになると全ての通信産業に革命がおこり
いろいろな新しい産業が生まれるが
日本企業はそこに乗り遅れて参入できなくなるので
日本の将来は真っ暗になるのではないだろうか?
携帯会社も企業努力で頑張っていて
安いほうが良い人は格安スマホを用意してくれているので
我が家は家族3人で月額8千円足らずである
ネットテレビやYouTubeなど
スマホを使ってもっと楽しみたい人達が
納得して1万円以上の高い携帯料金を払っているのである
これは資本主義のあるべき姿であり
そこには市場原理が働いている
そこに総理大臣が通信料が「高いから安くしなさい」
そんなこと言ったらこの国は
社会主義国家になってしまうではないか?
携帯電話料金の事を言う前に
市場原理の働いていない水道料金や薬価
医療費、介護保険料などの公共料金を
「高いから安くしなさい」と
言うべきではないかと思う
携帯電話料金が下がることは嬉しいが
総理の若い人向けのパフォーマンスにしか見えず
日本の将来に暗い影を落としそうで
もろ手を上げて喜ぶ気持ちにはなれないのである
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