- 2022/01/10
- 院長のひとり言
- 体罰は罪になるのか?
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法務大臣んの諮問機関の法制審議会が
民法の「懲戒権」を削除したそうだ
懲戒権とは親が子供に対して
戒める事を認める権利だそうだが
この度は懲戒権を削除して
体罰を禁止する規定を新たに追加する
方向で検討しているようだ
児童虐待を正当化する口実になっている事が
事の発端だそうだが
法律を変えなければならないほど
児童虐待が増えているのだ
ニュースを見ていると
最近は母親も父親と一緒になって
子供をいじめたりネグレクトしたりして
本当に悲惨なニュースが多く
目を覆いたくなるような現状に
仕方ないのかな?と思う反面
「親が子供を叩くことができないなんて
なんて寂しい世の中なんだろう」と思う
親が子供を叩く行為は体罰ではなく
愛の鞭であり我が子が
立派に成長してもらいたい一心で
涙をこらえて叩くのが「しつけ」だと思う
我が家には子供が一人しかいないので
子供を叩いた経験がないが
息子が思春期を迎えた頃は
もし息子が問題を起こしたり
人として間違った事をしでかしたら
いつでも叩くことができるように
「心の準備」をしていた
幸い息子はそれほど悪い事もせず
口で説明すれば納得する性格だったので
1度も息子を叩いたことはない
しかし
結果的に私は息子を1度も叩いていないが
常に息子に対して正面から向き合い
いつでも叩く心の準備があったからこそ
私の言葉に説得力が加わり息子も納得し
「しつけ」ができたのだと思う
人はそれぞれ持って生まれた「性格」や
「性分」があり、口で言っても
全く言うことを聞かない子共もいるので
叩かなければ「しつけ」ができない子供もいるだろう
親が子供を叩いたら罪に問われる世の中になると
「親なんかどうせ口で何を言っても
自分に手を上げることはできない」と
親を軽んじる子供が増え
親子の絆が希薄になるのではなかと懸念する
時代とともに世の中は変化していくが
「親が子を思う心」や「子が親を敬う思い」は
変わらないで欲しいと思ったのでした。
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