• 2022/04/01
  • 院長のひとり言
運動か?安静か?④


運動か?安静か?などと
極端なテーマで長々と書いてきたが
このブログをはじめから読んでいただいている
有り難い方がおられたら

私の言いたい事はお分かりだと思います

そもそも運動か?安静か?などと
2択で考える事がすでに無意味なことなんです

人間が動物である限り
寝たきりよりもはつらつと
活発に運動した方が健康に決まっている

当たり前のこと過ぎて
比較する意味が分からない

しかし

あえてバカバカしい比較をして見せたのは

痛みがある人にとって

運動か?安静か?という問いなのだ

痛みにはケガを回避し、危険を学習し
安静を促して損傷を治す目的がある

だから痛みがある時に
痛む局所を刺激するような
指圧やマッサージ、ストレッチや
痛みをこらえて筋トレやウオーキングすることは

自分で自分の身体を破壊している行為なので

痛みがある人にとって
痛む局所を安静にしなければ
悪化の一途をたどることになる


ただし

痛くても運動した方が
治る時もあるので
運動か?安静か?の問いは
実は非常に複雑な質問なのである


つづく



一覧に戻る