• 2022/06/06
  • 院長のひとり言
ぶらり城下町 大和郡山


昨日は私の大好きな城下町歩きをしてきた
もう何回も行っている大和郡山城址であるが
今回はボランティアガイドさんに
お願いして城下町を案内してもらった


外堀公園ではたくさんの橋に
子ども達が名前を付けていて
名前の由来など説明を聞きながら歩き

南門を出て少し歩くと洞泉寺町の
旧遊郭川本邸へ
お寺とお寺の間に挟まれた遊郭で
木造3階建ての建物は今でも見学できる


壁にハートマークがあしらわれていたり
廊下にガス灯があったりして
遊郭特有の雰囲気に魅了され
大正時代にタイムスリップしたようだった

そこから少し歩くと源九郎稲荷神社があり
義経ゆかりの日本三大稲荷の一つで
こじんまりしているが立派なお稲荷さんだった

リュウキンやランチュウなど金魚の
名前の由来を教えてもらいながら
歩いて菊屋さんというお菓子屋さんへ

400年の老舗で当時の領主豊臣秀長の兄
豊臣秀吉をもてなすために献上された
御城之口餅が有名で
天井を見ると代々のお菓子の木型が
天井にいっぱいに敷き詰められていて
江戸時代からの歴史をうかがえた

ちなみに御城之口餅をお土産に買ってきたが
一口サイズであんこの甘さ控えめで
品のいいとても美味しいお菓子だったので
次回からお土産にリピート確定である

そこからお城に入ると以前は工事中だった
極楽橋が出来上がっていたり
柳沢文庫で御城印をもらったり
転用石も今回はガイドさんが
特別にいつもは案内しないものまで
教えてくださったので
何度来ても新しい発見があり楽しかった

城下町に茶町や塩町、豆腐町や材木町などの
名前の由来はだいたい分かるが
奈良町、堺町、蘭町などは
奈良や堺、外国人の職人を住まわせて
商工業の発展を図ったからだそうだ


いろんなことを教わりながら歩いているうちに
あっという間に2時間が過ぎてしまい

紺屋「箱本館」は覗く程度しか見れなかったが
18世紀の町屋の迫力は十分伝わり
ブラウン管テレビが金魚鉢に
なっているのは驚いた

大和郡山のボランティアガイドさんは
無料でやってくださるが
その知識は金額のつけられないほど
豊富なもので本当に楽しい一日を
過ごさせていただきまた

感謝して今日のブログを終了いたします。



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