政府はこの夏の電力不足を想定して
国民に節電協力を呼びかけているが
夏場にクーラーをつけなければ
熱中症で倒れる人が多くなるので
政府がそんな危険な事を呼びかけるなんて？
それにしても東日本大震災以来
全国の原子力発電所は停止してしまい
あれから11年経過しているが
その間の日本のエネルギー政策はどうだったのだろうか？
そもそも11年も経っているのに
原子力発電所は全国62基のうち
４基しか再稼働していないそうだが
それって津波が来たり地震が起こると
危険な場所に建てられているから
いつまでたっても再稼働できないのでは？
６２基の内４基以外はむしろ
危険な場所に建っているのだろうか？
巨額の税金を投じて国家的プロジェクトとして
原発を推進していたが
いったいどんな人達が地質調査をして
安全だから安心して原発を建てて下さいと言ったのか？
このことで誰か処罰を受けたのだろうか？
原発の話は置いといて
震災から１１年も経っているのに
未だに火力発電に頼り円安や戦争で
エネルギー資源が高騰しているとか
古い火力発電所を廃炉にするから
電力不足で大規模停電の危機だとか
いったいこの国のエネルギー政策は
どうなっているのだろうか？
太陽光発電や水力、風力などの再生エネルギーに
移行していかなければならないことは
幼稚園の子供でも知っているが
国の政策としては11年間
手つかずのままだったのだろうか？
電力不足なのに電気自動車に補助金出したり
減税したりして普及させようとしているが
もちぐはぐな政策ではないか？
自動車といえばトヨタ自動車は水素自動車を
市販しているが水素はガソリンと違って
水蒸気しか排出しないのでとてもエコだ
しかもエンジンを使うのでガソリンでも走るそうだ
自動車でそんな事ができるのなら
火力発電所を少し改造して燃料を全て
水素にすることも可能なのではないだろうか？
何を言っても愚痴にしかならないが
民間レベルでは太陽光、風力、水力など
世界でも先端レベルの発電方法が開発されていたのに
政府の方針が定まらなかったことが残念でならない
リーダーが方向性を示さなければ
毎年夏の熱い時に節電を強いられるだろう
その意味ではエネルギー政策も7月の
参議院選挙の大きな争点の一つなので
マニュフェストをじっくりと見たいと思ったのでした
