• 2023/01/12
  • 院長のひとり言
マイカーの理由がなくなっていくようだ


ソニーとホンダが合同で
電気自動車を開発して
テレビで披露していたが

40個以上のカメラを搭載して
ドライバーが前を見なくても
大丈夫なぐらいの自動運転を実現して

コックピットには大きなディスプレーがあり
インターネットで映画でもゲームでも
やりほうだいである

何だか飛行機のファーストクラスの
ようになっていくようだが

将来、自動車が自動運転になり
ただ乗っているだけで目的地に着く
快適で安全なだけの乗り物になってしまうと

わざわざ高額な自動車を買って
マイカーを持つ理由がなくなる気がする

私が子供の頃は自動車の技術革新が
日進月歩で自家用車を持つことは
ステータスであり

トヨタの「いつかはクラウン」という
コマーシャルを今でも覚えているが

昭和生まれの私の世代の男子にとって
マイカーは憧れであり
高級車のオーナーになる事が
人生の目標のように思っていた

ところがソニーとホンダが作った
電気自動車を見ていると
まるでスターウオーズの兵隊のようで
みんな同じで運転する必要もない

これって逆に言えば運転する喜びも無い

そうなると飛行機に乗るのと同じで
できるだけ安いチケットで
目的地に付きたいと考えるので
マイカーを持つ意味が無くなってしまう

今でもテスラ3などは400万円台で買えて
加速も静粛性も乗り心地も
超高級車に負けない性能を持っているので
日本でもバカ売れしているようだが

今後大衆車なみの価格で電気自動車が
売られるようになると
もう高級車を所有することがステータスでは
無くなり自動車は家電製品と同じ感覚で
安くて性能が良いものを選ぶ時代になるだろう。



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