• 2023/01/18
  • 院長のひとり言
「警察官が射殺」論争ぐらいはおこらないのかな?


八尾で職務質問を振り切って
盗難車で暴走した男を
警察官が発砲して犯人が死亡した事件

このニュースの一報を見て
車を盗んで警察から逃げようとしたら
射殺されてしまうの?と
驚いたと同時に「これは久しぶりに大きな
論争になるのでは?」と期待していたが

あれから3日
マスコミは特に騒いでる様子もなく
ネット上でも発砲した警察官に対して
擁護する書き込みがほとんどで
感謝している書き込みも多いようだ

世間の受け止め方を見ていると
警察官が凶悪犯を打ち殺してくれたので
町の治安が守られて良かった

こんなニュアンスの書き込みが多い

確かにこの犯人のように
窃盗を繰り返して危険な暴走する
行為は一般人を巻き込んむ
大きな事故につながりかねないので
こんな人はいない方が望ましい

しかし

その事は悪いやつが警察官に打ち殺されて
町が安全になるという
私達の感情論であり

警察官が町の治安を守るためなら
窃盗犯を拳銃で射殺してもいいのか?
という基本的な法律に照らして
この事件を検証してもらいたい

私は「警察24時」という番組が好きで
特番のある時は必ず録画して見ている

だから思うのだが
職務質問を振り切って住宅街を
120キロで暴走した時に
普通なら追跡をあきらめてヘリに
任せるはずなのに
防犯カメラでは同じように
パトカーも120キロで追跡している

そして拳銃を向けて停止を呼びかけても
逃げようとした時に
ナゼ車のタイヤやエンジンを狙わないで
犯人に向かって発砲したのか?

犯人に向かって発砲しても
腕や肩を狙ったものが間違って
わき腹に命中してしまったのか?

まさかとは思うが
警察官も人間なので闘争本能で
殺意を持って犯人を打ち殺して
しまった可能性は無いのか?

警察官が全員100%尊敬できる
人格を有しているとは限らない

この事件は感情論と法律論を
きっちりと分けて考えなければならない

悪人が警察官に打ち殺されただけなので
別にどちらでも良いと言う話ではない

国民がみんなで真剣に考える
いい機会だと思うのでもう少し大きな
論争になってもいいのでは?と思ったのでした。


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