- 「ぎっくり腰」はあわてたらあかん
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ぎっくり腰で寝がえりも打てず
トイレに立つのも命がけ
こんな状態の時に
慌てて病院へ行く人がいるが
病院へ行ったとしても
痛み止めの注射ぐらいしか
手の施しようがない
逆にレントゲンやCTなどの
検査をするために苦しい姿勢を我慢
しなければならないので逆効果である
ぎっくり腰は病名ではなく
腰部にギクッと痛みが走った後に
激しい痛みで動けなくなる状態をいう
だから稀に大動脈解離や
尿路結石などの急を要する内臓疾患の
場合も含まれる
その場合は動けない痛みではなく
逆にじっとしていられない
七転八倒する痛みなので
一刻も早く救急車を呼ばなければならない
しかし
通常のぎっくり腰は腰部の筋肉の
肉離れか、陽仙関節や仙腸関節の捻挫である
肉離れや捻挫である限りは
最低でも1週間は負傷部位を安静に
しなければ傷口が塞がらない
だから
慌てて激痛を耐えながら病院へ行って
注射で痛みをごまかして
歩いて帰って来ても
動いた分だけ傷口が開くので
傷口が塞がる時間が長くかかってしまう
その事を知らずに病院で処方された
鎮痛薬を服用して毎日動き続けると
傷口がいびつに塞がって慢性腰痛に
なってしまう事もある(以外に多い)
だから
ぎっくり腰になってしまったら
慌てずに1週間の安静を覚悟しましょう
2~3日家でシップとコルセットで寝て
ゆっくりとでも動けるようになってから
病院へ行くほうが早く治ります
ぎっくり腰の正体は捻挫か肉離れなので
2週間後には完治します
くれぐれもぎっくり腰は
あわてないようにして下さい。
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