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- 自分の肩こりの症状と原因を考えてください ②
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中医学では同じ症状でも治療法が
違うことを「同病違治」といって
症状が同じでも原因が違う場合は
治療法が異なるとしている
例えば経理のAさんは毎日8時間も
パソコン業務をして帰宅しても
スマホゲームをするのが趣味で常に
僧帽筋がカチカチにこっている
また、冷え性で痩せている主婦の
Bさんはパート先での人間関係での
ストレスで不眠症に悩み食欲も低下して
僧帽筋は逆にグニャグニャに柔らかいが
とてもひどい肩こりに悩んでいる
このように同じ肩こりでも一人一人
原因も症状も全く違うのである
この二人は肩こりという同じ悩みを
抱えて苦しんでいるが
原因が全く違いうので当然であるが
治療法も違うことになる
Aさんの場合は眼精疲労や手の疲れ
同じ姿勢で長時間座っていることから
肩こりを引き起こしているので
目や手、頸部や肩背部の疲労を
改善するような治療が必要だ
そしてBさんのようなケースで
肩こりがひどいからといって
強いマッサージや整体院へ行くと
返って症状を悪化してしまいます
なぜなら、Bさんはストレスで
精神的に打撃をうけて食欲不振や
睡眠不足に陥ってしまい
エネルギー不足によって倦怠感や
頭重感を感じていてそれを
ひどい肩こりと感じている
そんなBさんに強い施術を施すと
さらにエネルギーが削がれてしまい
エネルギー不足が加速してひどい
揉みおこしの状態になってしまうのである
よくマッサージや整体、鍼灸治療などの
施術をうけた後で逆にひどくなった
話を聞くが
それは肩こりの原因を考えずに
本人に言われるままに強い
施術を行ったケースが多いのである
つづく
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