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- ばね指、腱鞘炎、ドケルバン病は人任せでは治らない③
- ばね指、腱鞘炎、ドケルバン病は人任せでは治らない③
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腱鞘炎は使い過ぎが原因である限り
手を使うことを止めなければ
治ることはない
だから以前は
「手を安静にしてください」と言って
「手を安静になんかできません」と
即答する人には
当院では治せません
とことん悪くなって使えなく
なりますからその時に整形外科で
手術してもらってください
といって断っていた
しかし治らないからといって
断っていては治療家として
無責任ではないかと思い直した
だから最近では
腱鞘炎は人に治してもらおうと思う
気持ちを捨てて自分が努力して治す
決心をしてもらえたら治ります
「私と二人三脚で努力するのなら
一緒に頑張って治しましょう」
治療家と患者はセコンドとボクサーの
関係であり治るために戦うのは患者であり
治療家は体のトリートメントをしたり
治るための方法を指導する役割である
どんなに強い世界チャンピオンでも
コーチや監督の指導のもとで
トレーニングをするから結果を出し
続けることが出来るのである
そのことがしっかり理解した人は
どんなに手を酷使する職業の人でも
治るようになってきた
しかし考えてみれば仕事で手を酷使し続けて
いるにも関わらず腱鞘炎が改善して
いるのは不思議であるが
実はあることに着目したからである。
つづく
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