• 2024/07/27
  • 院長のひとり言
なんで活断層の真上に原発が建設されたのかな?


福井県の敦賀原発2号機の再稼働を
めぐる審査で原子力規制委員会の
審査チームが

原子炉の真下を通る断層について
活断層である可能性を否定できない
という判断をしめしたそうだ

敦賀原発2号機は1982年に着工し
1987年2月に営業運転を開始して
2011年の東日本大震災のあと
5月に停止していた

1号機は廃炉が決まっているようだが
今回の調査結果で2号機も
再稼働はできないので
廃炉になりそうである

そもそも原子力発電を考えたのは
どんな人なんだろうか?
発電した後の放射能の汚染水を
処理する方法がない、はじめから
考えていない発電方法なんて

便所がない家と同じだ

福島原発のように事故が起こらなくても
地球が汚染してもしょうがないことを
前提に物事を考えている

私は何事も自分の行動の責任を
放棄して欲望だけを追求するような
輩が大嫌いなのだ

政治家やマスコミはもし原発がなかったら
国民生活は大混乱するだろう
などと国民を脅かして
原発の必要性を強調するが

人は無かったら無いで
どうにかするものである

いつまでも化石燃料の火力発電に頼らずに
太陽光や風力、水力などの発電法もあるし

私は原子力がだめなら水素発電を
誰も言わないのが逆に不思議で
しかたないのである

それよりこれだけハイブリッド車や
電気自動車が普及しているのだから
各家庭にバッテリーを設置して
クルマが走って充電した電気を
自宅で使うようにしたら

そこそこ自給自足できるの家庭が
あるのではないだろうか

それにしても活断層の真上に原発を
建設しておいて誰も責任をとらない
のは納得できない

上の図を見ると私のような素人でも
「原発立てたらあかん」ことぐらい
一目瞭然である

真下も真横も断層だらけではないか!

この土地の地質調査を行って
「ここに原発を建設しても大丈夫」と
太鼓判を押した人は誰なんでしょうか?

その人に現在に至るまでの
敦賀原発にかかった費用を全額支払って
もらいたものである。


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