- 肩こりは自分でもまないで!
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辛い肩こりから解放されたければ
肩こりを自分でもまないでください
昔から「手当」と言われて
私たちは体のどこかに不調があったり
痛いところがあると本能的に手を当てて
痛みを緩和しています
痛みは脳で感じているので
手を当てることで痛みの感覚から
手を当てた手のぬくもりの
感覚にすり替わるので
実際に何となく痛みが緩和します
だから痛みやコリのある時は
手を当てることは非常に有効な
セルフケアだと言えます
ところが肩こりの人は
手を当てるだけでは物足りなくて
自分で指圧したり揉んだりします
それも毎日、24時間
気がついたら無意識に揉んでいる
なんていう人もいますが
そうなってくると
筋肉が鍛えられてどんどん固くなり
固くなると強い力で揉まないと
感じないので更に強い力で揉むようになり
柱の角に押し付けたり道具を使って
エスカレートしていきます
これが慢性的な肩こりの大きな
原因なのです
このような習慣のある人は
鍼灸治療した直後にコリが解消して
「あー気持ちよかった」と
患者さんが自分で肩を揉んだら
あっという間に肩こりが復活してしまいます
この原因は私には分かりませんが
せっかく治療してコリをとっても
あっという間に元のガチガチの
肩こりにもどってしまうので
当院では自分で揉むことを
禁止しています
そして私の指導を信じて本当に自分で
もまなかった人達は長年悩んでいた
辛い肩こりから解放されています
肩こり症の人は無意識に手が動いて
肩をもんでしまっていますが本気で
肩こりを治したければ手を当てるだけ
にして揉んだり叩いたりするのを
我慢してください。
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