• 2024/11/07
  • 院長のひとり言
大谷選手、手術して正解だと思う

今年は良いニュースがぜんぜん無かったが
大谷選手の活躍でどれだけ勇気づけられた
ことだろう

肘の手術のリハビリの年で
二刀流を封印してのシーズンだった
しかも史上最高額の契約で
ドジャースへ移籍して一年目で

シーズン直前に結婚したのは良いが
こんどは通訳の水原一平の
違法賭博による横領事件に巻き込まれ

家を買ったらマスコミにバラされて
住むことも出来ずに売却して

メンタル的にも大変なシーズンだった
にもかかわらずホームラン王や
50-50などの輝かしい記録を打ち立てて
漫画のような感動と喜びを与えてくれた

だからヤンキース戦で肩を亜脱臼した後
試合に出てもらいたくなかった

肩の脱臼では上腕骨の骨頭を
関節の中に収める役割をしている
関節唇が破れてしまうので

固定せずに治ってしまうと
関節唇が破れたままで治っているので
簡単に脱臼してしまうようになるのである

アスリートだったら誰でも
知っていることなので

おそらく初めから
「どっち道手術するのだから」という
考えがあったのかもしれない

世界のトップで戦うのだから
簡単に脱臼してしまう肩では通用しない

来シーズンは二刀流で
ワールドチャンピオンになってもらいたい

できればサイヤング賞とホームラン王を
ダブル受賞するぐらいの活躍を
期待している

だから手術して少々のことでは
脱臼しない強い肩にしてくれて
本当によかったと思うのである。

一覧に戻る