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- 転倒して6年も痛みが続くなんて治療法が間違っているのだ
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駅の階段で転倒して股関節を
強打してそのまま動けなくなり
救急車で病院へ搬送されて
レントゲンで骨折がなかったので
シップで経過観察していたが
半年経っても痛みがとれないので
違う病院へ行き
レントゲンで骨に異状ないので
電気治療やマッサージなどの
リハビリを続けたが良くならず
近くの整骨院でマッサージと
ストレッチをしてもらい
毎日ウオーキングをしていたが
6年経った今でも痛みが続き
夜間に寝返りをうつのも痛くて
目が覚めるので辛いと嘆いていると
友人が当院を紹介してくれて来院された
診ると左の股関節の内転の可動域が
ゼロの状態で外転も少ししか動かず
膝関節も屈曲はできるが伸展ができず
20度ほど曲がっている
左大腿骨の頸部に打撲によるものだと
思われるが陥凹があり軽く圧痛もある
もしも骨折していたとしても
6年も経ってこの状態はありえない
「今となっては分からないですが
レントゲンで見えない骨膜などの
損傷があったのかもしれません」
骨膜に損傷があるのに見落とされて
安静にしなければならない期間に
シップと痛み止めで動いていたことで
損傷部に炎症がおこり
痛みで関節の可動域が制限された
運悪く2件目の病院では患部に
電気治療をしてりマッサージをして
炎症を刺激して悪化させてしまった
その後も整骨院でマッサージして
おまけに痛みで動かない関節を
無理やりストレッチしたり
痛みをこらえてウオーキングしたりして
炎症を刺激し続けたことで
6年経っても激痛がとれないの
だと推測される
痛みで関節が動かない時は
炎症が起こっているために
体が炎症部位をかばって無意識に
硬くなって動かないのだ
それを無理に動かすと当然だが
炎症が激しくなり悪化するのである
変形性膝関節症や五十肩で何をやっても
治らないと悩んでいる人達にも
同じことが言える
「6年経っても治らなかったのだから
今までの治療法は間違っていたと
思ってください」
そしてストレッチやウオーキングなどを
全て止めて日常生活でイタっと思う
事をしない工夫をしてもらう指導をした
私の説明に納得してくれたので
この患者さんは速やかに治るだろう
この説明が理解できずに安静よりも運動
するほうが良いと頑なに信じて隠れて
ストレッチや運動を続ける人がいるが
そんな人はドクターショッピング
を一生続けることになるのである(泣)
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