- 変形性膝関節症は治らないでしょ！はぁ？
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慢性の肩こりに悩んで当院に
来られている患者さんが
「家内が膝を手術して歩けるように
なった、私も膝が痛いのだけど
膝は手術しか治療できないのでしょ」
「はぁ？」
奥さんが膝の痛みで長年苦労して
いろいろ治療しても治らなかった姿を見て
膝痛に有効な治療法は無いと
結論付けてしまっているようで
何をやっても変形性膝関節症は治療法が
ないと思っているから私には肩こりしか
相談されなかったのだ
膝が痛くて病院でレントゲンを撮って
「こんなに骨が変形してしまっているので
手術しか治しようがないですよ」と
説明をうけると
確かに変形した骨を切って人工関節に
付け替えないと治らないと思うだろう
そういう感覚が変形性膝関節症に対する
常識になってしまい手術するしか
治す方法はないと思いこんでいる人が
多いようである
ところが
当院ではどこへ行っても
手術を勧められる患者さん達が
鍼灸治療で治っている
まるで東洋の神秘のように受け取り
私の事をスピリチュアル系の
能力者のように思う人もいるようだが
私の考えは非常にシンプルで
治るのが当然と思っている
最近の医療はレントゲンなどの画像検査
で目で見て数値化して診断を下すので
骨がすり減っている状態を見せられると
その事が痛みの原因だと思うが
もちろん膝関節の変形がひどい人には
手術を勧めるのだがほとんどの人は
鍼灸治療と安静で完治する
ところが
骨がすり減って関節が変形しているのだから
足の筋肉を強化するためにウオーキングして
関節が固くなって可動域が低下しないように
マッサージやストレッチを続けて悪化して
しまう人が多いのが現状である
ある意味で変形性膝関節症が治らないのは
「運動しないと動けなくなる」という
思い込みが一番の原因である
変形性膝関節症の痛みの原因は炎症なので
運動療法をすべて中止して鍼灸治療と
安静に徹した人は当たり前のように
治っていくのである
非常にシンプルで明快な理論であり
実績も十分の治療法である
だから
「せっかく当院に通っているのだから
変形性膝関節症もしっかり治療しましょう」
と答えたのである（笑）
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