• 2015/08/22
  • 院長のひとり言
8月23日は『処暑』です
初めまして!
スタッフの梶村史美です(^.^)
当院内の『Kampo Salon 伽羅木』にて
漢方茶とホットピローを担当しております。
これからたまに登場するかもしれません
よろしくお願いいたします<m(__)m>


明日8月23日は
二十四節気の『処暑(しょしょ)』。
暑さが収まってくる頃という意味だそうです。

そういえばお盆過ぎから朝晩が少し過ごしやすく
日中の日差しも和らいできたような気がします。


中国の古い医学書『黄帝内経』によると
夏に無理をするとこれが元になって
秋にはいろいろな病気が
表面に出てくるとあります。

症状としては、

初期に 頭痛発熱悪寒

続いて 身体の痛み・胸部やみぞおちのつかえ
吐き気・口渇・尿が濃い黄色

さらにすすむと 発疹・けいれん・意識障害


…ん? ちょっと待って?! 
最近そんなことがありましたけど?!


大学1回生の息子が
12日に下宿先から帰ってきていたのですが

13日から頭痛発熱悪寒
夜には40度近くまで熱が上がり
昼には38度台まで下がるという状態が
4日間も続きました(~o~)

下痢や腹痛は無く、ついでに食欲も無く
ひたすらのどが渇くというので水分補給。

みぞおちが張るというので鍼治療。

極めつけは4日目
ようやく37度台に下がってからの発疹!!


盆明けにかかりつけの病院を受診。
高熱は細菌か?ウィルスか??
検査の結果、細菌感染は無かったので
処方されたのは補中益気湯のみ。
脾胃(消化器官)の働きを助けることで
病中病後の弱った体を回復させる
作用がある漢方薬です。

(こちらの先生は
意味も無く抗生物質を処方されません。
そして漢方薬をよく使われるので
何かあるとこちらにかけこみます)


今春から初めての一人暮らしで
食生活が乱れていたのに加え
毎週末は炎天下でクラブ活動という

まさに暑い時期の無理がたたったに
違いありません(+_+)


養生の基本は『食事・運動・休息』
どれか一つが欠けても
健康な毎日はおくれません。
私の場合、明らかに運動不足かな… 

…はい、できるだけ自転車に乗らず
歩くようにします…(^_^;)

最後までお付き合いありがとうございました。
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