- 2019/10/23
- 院長のひとり言
- まだまだ整骨院は宣伝不足です
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昨日は2人立て続けに保険証を出して
「保険で診てください」と言われ
1人は実費での施術を承諾されたが
1人は「1回8000円もよう払わん」と言って
帰ってしまわれた
治療された方は
1回の施術で腰痛も肩こりも完璧に改善するぐらいだから
当院にとっては非常に軽い症状の患者さんだった
彼は鍼灸治療によって腰痛や肩こりが改善したにも関わらず
継続して通院する意志を示してくれなかった
2人とも仕事の合間にふらっと立ち寄った感じだったので
我々が買い物の合間にクイックマッサージを受けるのと
同じような感覚で日ごろから整骨院を
利用しているのではないだろうか？
だから腰痛や肩こりを解消することも大事だが
それ以上に
気持ちいいマッサージを安く受けたいという
希望が強いのだろう
まだまだ整骨院での健康保険取り扱いが
世間一般的に理解されていないことを痛感する
いっそ梶村鍼灸院にしてしまったほうが
分かりやすくていいのではないかと思うのだが
35年前に私が整骨院に住み込みで修業した頃は
骨折や脱臼などもレントゲンをとって
整復、固定、リハビリまで全て整骨院で治療していた
だから私のように柔道整復師を30年以上やっている者は
レントゲンを見なくてもケガの診断から治療ができる
しかし巷にたくさんある整骨院のほとんどは
若い柔道整復師をズラリとそろえて
安価なワンコインのクイックマッサージや
ストレッチのスポーツインストラクター的な内容なので
ケガの診察や治療ができないのが現状だ
だから
ケガをして靭帯損傷しているが
整形外科ではレントゲンで骨は折れていないので
シップしてしばらく様子を見て下さいなどと言われて
日に日に傷口が開いて症状が悪化して
患部が腫れてパンパンになって悪化していく人を
治療できる整骨院が無くなってしまう
だから私は整骨院を辞められないのだ
それにしても
昨日のように当院の鍼灸整骨院という看板を見て
その辺の整骨院と同じように安いマッサージ店と
勘違いして入ってこられると不愉快である
1日も早く国民全員が整骨院で
保険で診れるのはケガの治療の時だけだと
理解してもらえる日が来ることを願ってやまない
そのためにもしっかり宣伝して一人でも多くの人に
その事を知ってもらう努力をしていこうと思うのである
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