- 2021/05/18
- 院長のひとり言
- 運動が正しいのか?安静が正しいのか?
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糖尿病があるので運動はしたほうが良いが
変形性膝関節症もあるので
あまり歩くと膝の炎症が悪化してしまう
これは運動が正しいのか?
安静が正しいのか?の二者択一の問いのようだが
糖尿病があるので運動はしないより
した方がいいに決まっているし
歩くと膝に衝撃が加わるので歩かない
方がいいに決まっている
答えは簡単である
運動しながら膝を安静にする!
変形性膝関節症は関節に炎症が起こっているので
歩いたり階段を昇降したり自転車で坂道を
昇るような事をするとどんどん悪化してしまいます
だから膝だけは安静になければなりません
世間では「運動=ウオーキング」と
無意識に決めつけているが
運動にはストレッチ体操や筋トレなど
いろいろな運動があり
ウオーキングだけが運動ではありません
膝が痛いのならテレビ体操の
椅子に座ってできる体操をすればいいのです
運動と安静は両立できます
大事なことは「痛い事をしない」
それだけ守っていれば
そこそこハードな運動もする事ができます
痛みは体が危険を知らせてくれている赤信号です
赤信号を無視して渡ると大怪我しますが
信号無視さえしなければ安全に運動できます
まとめると
運動と安静はどちらが正しいというものではなく
運動はしたほうが良いに決まっていますが
炎症部位は安静にしないと絶対に治りませんので
痛みをこらえて運動する事は間違いだと言うことです
痛みのある炎症部位はしっかいりと安静にして
痛くない運動をしっかりする
そのメリハリの効いた使い分けがミソなのです。
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