• 2022/11/25
  • 鍼灸・東洋医学
鍼灸と薬では何が違うのか?③


鍼灸治療の直後に痛みが消失し
関節の動きが改善するのは
薬のように脳が痛みを認識できないように
妨害しているのではない

鍼灸治療によって
患部の損傷や炎症が治まることで
身体が脳に危険を報告する必要がなくなり
痛みの物質を出さなくなるから
痛くないのである

このブログの①の復習ですが

痛みは体のどこかに損傷や炎症があると
それを知らずに生活していると危険なので
痛みの物質を分泌して脳に危険を
知らせているのである

鍼灸治療では損傷や炎症を
治めることで痛みが消失するので
根本的な治療と言えるのだ

ところが薬の場合は
損傷も炎症もそのままで
身体は痛みの物質を出し続けているが
その物質を脳が認識できないだけなので

症状は全く改善していないが
痛みを感じることがない状態なのである

要するに赤信号が青信号に見えて
いるのでいつヒドイことになるか
分からない状態なのだ

鍼灸治療では根本的に痛みの物質が
分泌されていない状態に改善するので
治療後に痛みがないのは原因が
取り除かれて治っている

鍼灸と薬ではこれだけ大きな
違いがあるのである


つづく

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