• 2022/11/09
  • 院長のひとり言
「コロナ対策」このままだと12月は大混乱!


昨日全国知事会が開かれて
現在はすでに新型コロナ第8派の
入り口にあるとして
政府に的確な対応を求めたそうだ

その内容を要約すると
1.十分な自己検査キッドの確保
2.発熱外来、小児外来の支援
3.BA5対応ワクチンの確保
4.大胆な経済支援

でしたが

これでは今まで通りのコロナが
致死率30%の危険な感染症として
取り扱うことを前提としている

私たち国民は第7派の大流行で
すでに新型コロナが致死率0.03%の
季節性感冒と変わらない風邪であることを
みんなが知っている

われわれが何を怖がっているのか?

今のルールだと濃厚接触者というだけで
学校も仕事も行くことができない

発熱しても発熱外来へ行かないと
見てもらえないし
PCR検査で陽性になると10日間も
自宅療養しなければならないことだ

実際に私は同業者の先輩や師匠と
1年以上会う事が出来ていないのは

一緒に食事をした後に自分が
コロナ陽性になったりしたら
相手の先生が濃厚接触者となり
翌日から治療所を閉めなければならず
とても申し訳ないからである

今、新たな脅威となっているオミクロン株から
派生した変異ウイルス「ケルベロス」「グリフォン」
「バジリスク」などの新種のウイルスが
確認されているようだが

これまでの経験から新種になれば
感染力が強くなるが毒性は弱くなることを
私たちは経験的に知っている

第7派のオミクロン株で季節性感冒と
変わらない毒性だった事から
今回の新種ウイルスはすでに
インフルエンザよりも軽い風邪に
なっている可能性が高いと思われる

政府も全国知事会も今まで通りの
コロナ対策を続けるつもりのようだが

私の予想では第8派は第7派の2倍の
感染者数になるので
毎日全国で40万人~50万人の感染者が出て

みんな軽い風邪なのに10日間も自宅に
閉じこもり濃厚接触者も学校や仕事に
行く事ができずに病院、介護施設はおろか
ほとんどの企業も人手不足で
社会は未だかつて経験のないほどの
大混乱に陥るだろう

これは私に言わせれば政府による人災だ

コロナ終息宣言とまでは言わないが
「インフルエンザ並みの扱いにする」と
岸田さんが一言言えば12月の
大混乱は回避できると思うのだが。


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