• 2022/12/01
  • 院長のひとり言
絞首刑は残虐なのか?


絞首刑による死刑執行は
残虐な刑罰を禁じる憲法などに
違反するとして確定死刑囚3人が
国を相手取って絞首刑の差し止めを
求める訴訟をおこしたそうだ

死刑囚が国を相手取って訴訟って?
と思ったが

この人達が訴えているのは
「残虐な刑罰は禁ずる」と憲法にあることと
「何人も残虐、非人道的、品位を傷つける
刑罰を受けない」とする国際人権規約に
違反するというものらしい

要するに絞首刑という方法が
残虐か?残虐でないか?が
問われているようだが

私が知る限りで死刑判決が確定する人は
自分の命を奪われることでしか
罪を償えないぐらいのい
重大な犯罪をしている人であり

複数の人の命を奪った人なので
本来ならその人がやった殺人と
同じ方法で死刑を執行して
命を奪われるべきだと思うので

絞首刑では生ぬるいと思う

いまさら死刑の方法を争うのも
どんな顔で訴えておられるのかな?

この人達に殺害された人のご遺族は
このニュースをどんな
気持ちで見ているのだろうか?

これは私の持論であり勝手に
思っていることだが

もしも死刑の方法が安楽死のように
毒薬を上手くブレンドして点滴で
眠るように安らかに命を奪う方法だったら
逆に治安はもの凄く悪化するだろう

死にたくても自分で死ねない人が
安楽死のように安らかに死ねるなら
死刑になりたくて見ず知らずの人を
無差別に殺す事件が増える恐れがあり

人を複数人殺害しても苦しまずに
死刑にしてもらえるという安心感から
凶悪な殺人事件が増えるので

死刑が犯罪の抑止力にならない!

日本は安楽死を認めていないので
どんなに辛くても生きなければならない
人がたくさんおられるのに
死刑囚の方が幸せな死に方になってしまう

だから私としては死刑執行の方法は
今のままでいいのではないかと思うのです。



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