- 東洋医学と西洋医学の一番の違いとは?
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東洋医学と西洋医学の一番の違いは
何ですか?とよく質問される
これは私の個人的な答えですが
西洋医学は細菌やウイルスなどの
害を及ぼすモノに対して薬や外科的
手術を武器として対抗しようとするが
東洋医学では身体が持っている
治癒力や免疫力という武器を
最大限に発揮して病気に対抗する
これ以外にもたくさんありますが
この違いは大きいと思います
検査でバイ菌も見つからず
身体のどこを調べても全く
どこも悪くないのに
本人はあちこち痛くてとても
辛い思いをしている場合
西洋医学的に考えると
敵が何だかわからないので
どの武器を使えばいいのか分からず
いろいろな科をたらい回しにされて
対症療法的に鎮痛剤や睡眠薬を
処方されるだけになるが
東洋医学的に診察して体の陰陽虚実を
把握して気血の巡りを改善する事で
身体が本来もっている自然治癒力を
最大限に引き出して辛い症状を
根本的に改善することができる
例えば自律神経失調症や更年期障害などには
東洋医学の方がむしろ効果的だと思われます
西洋医学よりも東洋医学のほうが
効果的なのではないかという疾患は
他にもウツ病や不安神経症、パニック障害などの
精神疾患や胃潰瘍、神経症などの
心身症や心気症、身体症状症などの
心因性疼痛など様々な疾患があります
現在世界的な新型コロナの感染拡大で
混乱していますが
ワクチンを打つと抗体ができて
コロナに感染しても軽くすみ
感染して重症になった場合は
西洋医学でないと治療できませんが
東洋医学的な養生法を日ごろから
実行していれば自己免疫力が働いて
新型コロナウイルスが体内に侵入してきても
あっという間に撃退してしまうので
感染すらしません
中医学の最も重要な概念に
「整体観念」というものがあり
宇宙も大自然もすべてのものが
一つの整体として存在していて
大自然に浄化作用があるように
人間の体にも強力な治癒力が備わっているので
どんな病でも治ると考えるのです
人体が持っている自然治癒力を
過少評価している西洋医学との一番
大きな違いだと私は考えています。
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