- 2020/01/27
- 院長のひとり言
- 感染列島になっても慌てない準備が必要だ
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中国武漢発の新型ウイルスによる肺炎が
世界中に広がりはじめ
毎日のように感染者数と死者数が倍増し
未知の新型ウイルスに対する恐怖が広がっている
息子の中学受験の時に
息子の試験が終わるのを待つ間に
学校の近くの映画館で「感染列島」という
映画を見たのを思いだした
新種のウイルスの感染によって目や鼻から血を流して
死んでいく病気が爆発的に流行し
駅や空港が封鎖されてパニックになり
極限状態での人間の思考や感情をえぐるように描いた
ヒューマンパニック映画だった事を覚えている
これは私の勝手な解釈だが
人類と病原菌との戦いは必然ではないだろうか?
人類と疫病との歴史は古く文字文明が起こる前からあり
19世紀になって顕微鏡で見て「マラリヤ」「コレラ」「チフス」など
名前や原因が分るようになり
人類はそれらの病原菌に対抗する薬を開発してきたが
人類が地球上の食物連鎖の頂点に君臨し
地下資源を湯水のように使い
森林の大規模火災に対して無策でさらに伐採を続け
ゴミはプラスチックでも放射能でも垂れ流しにし
CO2を排出しまくって世界人口はどんどん増え続け
節度のない水産資源の奪い合いをし
戦争の爆弾やミサイルで地球をボコボコにしている
地球にとって人類は癌のような存在であり
野放しにしていては地球が死んでしまう
中医学には整体観念という概念があり
宇宙は1つの整体であり自然には浄化作用があるので
自然の摂理を乱す存在には浄化作用が働くのである
その一つが疫病なのだと思っている
疫病で人類が減り自然破壊が止まれば
地球の寿命は延びるということになる
人体の細胞に例えると病原菌は地球の
リンパ球やキラーT細胞のような存在であり
人類が地球にとって害があると見なすと攻撃してくる
だから次から次に新しいタイプの病原菌が生まれて
人類に襲いかかってくるのである
中医学的に解釈するとそうなる
本当に自分勝手な解釈であるが
人類が地球に対して害がなければ
大規模な疫病はなくなるのではないだろうか?
だとすれば
目先の経済成長最優先で地球環境のことを顧みない
世界のリーダーという人達が
環境活動家のグレタさんのような若い人達の
純粋な言葉に耳を傾けてくれたら
人類と病原菌の戦いも自然に収束するのではないだろうか?
今回の新型コロナウイルスが今後どうなるのか?
いつ強力な疫病に変異するか分からないので
特効薬の開発が急がれるが
私個人としては病原菌に感染するのは
正気(病原菌と闘うエネルギ)が邪気(病原菌)に
負けたということなので
体調管理不足であり自己責任だと思っている
だからマスクと手洗いうがいと
手指のアルコール消毒を忘れないようにして
体調管理をしっかりして
どんなにパニック的流行になっても
慌てないようにしたいと思うのです
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