• 2014/09/03
  • 院長のひとり言
肩こりを考えるⅡ
どこへ行っても
何をやっても

肩こりが取れない

ナゼなのか?

肩こりの原因は
僧帽筋の血行不良だ

だからマッサージや温熱療法が
治療の主流なのである

原因が僧帽筋の血行不良なら
マッサージと温熱療法で

解消されるはずである

しかし

いくらマッサージしても
逆にひどくなる

ナゼだろう?

答えは

僧帽筋の血行不良は
肩こりの原因ではないのだ

僧帽筋の血行不良こそが
肩こりであり

何らかの他の原因の結果

僧帽筋が血行不良になり
首から肩にかけて
重だるくツライ肩こりになる

だから

首や肩をマッサージする事は

原因を治療せずに結果だけ
無くそうとしているのと同じなのだ

肩こりに限ったことではなく

西洋医学的治療では
原因を診ずに結果だけ
無かったことにする傾向が強い

例えば

コレステロールや中性脂肪が高い人に
薬で数値だけ正常に下げる

原因は食事等の生活習慣なのに

その原因に対する指導はゼロ

原因はそのままで結果だけ
無かったことにしてしまう

血圧、血糖値、骨粗鬆症etc...

ほとんどの疾患に対して同じような
対症療法しかなされていない

東洋医学では病気の原因を把握して
原因から根本的に治療してゆく

だから肩こりが解消されるのだ!

次回は東洋医学的治療について。

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