- 主な症例と施術法
難病
- 難病
- 難病へ挑戦
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現代医学がいくら進歩しても完治することが困難な疾患が多く存在します。大病院で偉いドクターが束になって治療しても治すことのできない病気を、大阪の片田舎の小さな鍼灸院で治すと言うとおこがましいですが、当院では西洋医学の優れた治療効果に東洋医学の治療効果をプラスすることによって、治療効果は1+1=2ではなく3にも4にもなると考えています。
また治る、治らないの問題とは別に現在ある能力を最大限に活用できる体調作り、体調管理をすることによって、QOL(クオリティーオブライフ)生活の質を上げ、充実した人生を最期まで全うできるよう、お手伝いすることも重要な役割であると考えています。
- 難病とは
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難病とは
難病の定義はなく、もともとは「治療法のない病気」や「不治の病」と呼ばれるものを称して難病と呼ぶのである。その為、結核や赤痢のように昔は難病だったが今は治療法が確立されて、治療すれば完治するようになった病気もたくさんあります。
現在特定疾患として56疾患が指定され、130疾患が厚生労働省の難治性疾患克服研究事業の対象に指定されています。
- 種類
- 難病の種類
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特定疾患
1.ベーチェット病2.多発性硬化症3.重症筋無力症4.全身性エリテマトーデス5.スモン6.サルコイドーシス7.再生不良性貧血8.筋委縮性側索硬化症9.強皮症・皮膚筋炎及び多発性筋炎10.特発性血小板減少性紫斑病11.結節性動脈周囲炎12.潰瘍性大腸炎13.大動脈炎症候群14.ビュルガー病15.脊髄小脳変性症16.天疱瘡17.クローン病18.難治性肝炎の劇症肝炎19.悪性関節リウマチ20.パーキンソン病関連疾患21.アミロイド—シス22.後縦靭帯骨化症23.ハンチントン病24.モヤモヤ病25.ウェゲナー肉芽腫症26.特発性拡張型(うっ血型)心筋症27.多系統萎縮症28.表皮水疱症29.膿疱性乾癬30.広範脊柱管狭窄症31.原発性胆汁性肝硬変32.重症急性膵炎33.特発性大腿骨頭壊死症34.混合性結合組織病35.原発性免疫不全症候群36.特発性間質性肺炎37.網膜色素変性症38.プリオン病39.肺動脈性肺高血圧症40.神経線維腫症(ⅠT型・ⅡU型)41.亜急性硬化性全脳炎42.Budd-Chiari症候群43.慢性血栓塞栓性肺高血圧症44.ライソゾーム病45.副腎白質ジストロフィー46.家族性高コレステロール血症47.脊髄性筋委縮症48.球脊髄性筋委縮症49.慢性炎症性脱髄性多発神経炎50.肥大心筋症51.拘束型心筋症52.ミトコンドリア病53.リンパ脈管筋腫症(LAM)54.重症多型滲出性紅斑(急性期)55.黄色靭帯骨化症56.間脳下垂体機能障害
- 挑戦
- 当院の難病への挑戦
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難病は「治療法のない病気」や「不治の病」と呼ばれるものを称して難病と呼ぶ。その為、結核や赤痢のように昔は難病だったが今は治療法が確立されて、治療すれば完治するようになった病気もたくさんあります。麻酔や抗生物質の無い時代なら盲腸でも死ぬ病気だった。また、医療が十分に受けられない国であれば、今でも盲腸で多くの命が失われています。つまり、医療水準や社会水準によって難病とされたり、そうでなかったりするのです。
ツボに「蘭尾穴」という盲腸の特効穴があり、盲腸がまだ難病だったころ、盲腸の痛みを散らす「ちりけの針」として昔から広く用いられ、そして実際に良く効くツボです。
このように、日本では昔から全ての病気、全ての疾患に鍼灸治療で立ち向かってきた歴史があり、人の体には難病であっても治すパワーが備わっていて、その力を最大限に発揮するためのスイッチをツボとして認識してきたのです。
麻酔や抗生物質に頼る医療になれた私たち現代人は、自分の体が持っている自然治癒力を過少評価し過ぎていて、病気はお医者さんや薬で治っているような勘違いをしていますが、どんなに医学が発達しても病気に打ち勝って健康になることができるのは、体自身の免疫力や自然治癒力と呼ばれる治る力なのです。
- 有効
- 鍼灸治療が有効な難病
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鍼灸治療にも非常に有効な疾患とそうでない疾患とがあり、当院において改善やその有効性が確認された疾患と、学会や業界誌等で有効性の報告のあった疾患の主なものを上げておきます。ここでは厚労省の特定疾患にかからわず、一般的に治療が困難な疾患を指します。
4.筋委縮性側索硬化症(ALS)
5.慢性関節リウマチ
6.高安病
7.多発性硬化症
8.潰瘍性大腸炎
9.バセドウ病